美しさと迫力に感動した絢爛豪華な色打掛。お値段にも感動しますた……。

結婚披露宴でのお色直しは、やっぱりカラードレスよりも色打掛がいいかも。
と悩める姪っ子の希望で、前回のカラードレスに続き、今度は色打掛の試着へと行ってきました。

打ち掛けの試着はドレスよりもスピーディーに進む

レンタル衣装のお店は、前回のウェディングドレス＆カラードレスの試着で利用した、ホテルニューオータニ内のモンレーブ コスチュームサロンです。

お店は同じですが、打掛の試着で使用する部屋はドレスの時とは異なり、開放感のある広い部屋。カーテンの仕切りもありません。

着物の試着は時間がかかるのかと思いきや、ドレスよりもずっと簡単に短時間ですみました。着ていった服の上に、着物を着たときに見える襟元、背中のふくらみを出す帯をあらかじめセット。

こんな感じで↓

あとは、この上に打掛を羽織るという仕組み。効率的！

レンタル料はおいくら？んー百万円です。……え！？

色打掛もカタログ数冊から気に入ったものをピックアップして試着するようになっています。ざっと料金をみたら、25万円程度のものから400万円という高額なものまで！

400万を超える高額なものはさすがに少なかったですが、100万円を超える打ち掛けは珍しくなく、これいいかもね、と姪が候補に挙げた数枚の打掛も100万円を超えていました。ひー！！私の知らない世界がここに……。

数時間のレンタルに100万ってどゆこと……？と、後で冷静になった姉としみじみするのでした。

試着している間は着物の美しさに目を奪われて、お金のことは頭から飛んでた。

刺繍がすごいー！きれいー！大奥でござるー！鳳凰がー！と浮かれる叔母（私）。

最初こそカタログから選んでましたが、途中からは、スタッフの方が薦めてくださった打ち掛けを試着。

思えばこの時、予算をはっきりと伝えておくべきでした。私たちは予算に関しては特に何も言わず、色がーとかデザインがーとかそんなことばかり言っていたので、あとで料金を聞いて、むーん……と悩むはめに。

でも、“これ200万だって。これなんか400万だよ！”なんてことを言っているうちに、“これがいいかなー。120万。”  “へー。安いじゃん。”と金銭感覚が麻痺。
一生に一度の結婚式、というフィルターも金銭感覚を麻痺させるもよう。
あとになって「いやいや100万超えとかあり得ないから。」と予算を鑑み冷静さを取り戻しました。

とりあえず、2枚をお取り置きした姪っ子。
知り合いの紹介ということもあって、レンタル料は額面よりかなりお安くしてもらえるようですが。

それでも普段の金銭感覚からいえば高いと思われ。
おしゃれ心と予算との間で、さあどうする姪っ子!?

お金のことは置いといて、いいものを見せてもらって目の保養になりました。
本当に美しい見事な打ち掛けの数々。

・・・・大奥ごっこ、してみたい。