そういえば、お正月飾りを飾ったままだった!
と気づいたのは8日のこと。
お正月飾りっていつまでに片づけるんだっけ? (……なんだか遅くなっちゃった気がする!)
いつも曖昧なまま過ごしてきたお正月飾りについてまとめてみたメモ
お正月飾りとは
本来、お正月は幸運をもたらしてくださる新年の神様をお迎えして祝う行事とされる。門松、しめ縄、鏡餅などのお正月飾りはその歳神様をお迎えする目印となり、お迎えした歳神様はそこに宿り、お正月の間とどまる。
お正月飾りには、1年が幸せであるように古い不浄を払い、商売繁盛や家内安全などを祈願する意味も込められている。
お正月飾りはいつ飾る?
12月13日から28日の間に飾る。
(12月13日はお正月の準備を始める「正月事始め」という。)
31日に飾るのは一夜飾りといって嫌われる。(お葬式の飾りが一夜飾りとなることから不吉とされる)。
29日は9という数字が「苦に通じる」という語呂合わせで嫌われる。(その一方、29=福(ふく)とみなして縁起がいいと考えることもある。)
30日も旧暦では大晦日にあたるため31日と同じ意味となる。
いつ片づける?
飾っておくのは一般的に、歳神様がいる松の内(1月7日)までとされ、1月7日にとり払う。
が、地域によっては10日、15日のとろこもある。
飾り終えたお正月飾りはどうすればいい?
1. 神社へ持っていく
どんど焼きやお炊き上げといった、神社の境内で行われるお正月飾りを焼く行事で焼いてもらうとよい。
2. 自宅で処分する
近年は環境問題等の配慮から、自宅で地方自治体のルールに沿ってゴミとして処分するのもあり。その際は、お清めしてから捨てるようにする。
お清めの方法
大きめの紙の上にお正月飾りを置き、左、右、中とお清めの塩をふる。その紙で包んで、他のゴミと一緒にせず(ゴミ袋を別にして)捨てる。
-以上。
関東地方では1月7日にお正月飾りを外すのが一般的らしいので、私はどうやら1日遅れてしまったようです。(しくじった感。)
ちなみにマンション暮らしの我が家では、しめ飾りをリース風にアレンジしたものを飾りました。門松もしめ縄も略式のもので全然大丈夫なんですって。時代とともに変わっていくんですね。
華やかでかわいいお正月飾りが飾ってある玄関ドアを開け閉めするたび、ちょっと幸せな気持ちになりました。これだけでもう、福を得ているんじゃないだろか!?