秋田で美しい桜にうっとりした次は、金沢へと向かいます。
金沢……私にとっては甘くてほろ苦い青春の思い出の地……。とは言っても、最後に金沢を訪れてから、もう何十年!そろそろ、思い出をバージョンアップさせましょ。
兼六園に茶屋街、そしてお寿司!
金沢は初めて、という姉の希望もあって、旅行会社主催のオプショナルツアーを利用しました。
専門ガイドさんが案内してくれる兼六園ツアーとひがし茶屋街の「懐華楼」見学、そして、(私の)一番の楽しみ、お寿司のランチがついたコースです。金沢でいただくお寿司……おいしそう!
金沢港まで迎えに来てくれたツアーバスにのって、最初に向かうのは兼六園。
17世紀、加賀藩によって造られ た藩庭が起源の日本庭園。
広い日本庭園は見どころいっぱいです。桜は終わってしまっていましたが、緑が美しい。紅葉の季節もさぞ綺麗でしょう。人の手を入れた自然の美しさよ……。
時雨亭でお茶を頂く
今回の兼六園ツアーでは、『時雨亭』でお茶を頂くというのも含まれていました。この時雨亭、明治の初めに取り壊されたものを2002年に再現したんですって。
建物前は人がいっぱい。
一歩中に入ると、静寂が広がります。
外の混雑がウソのようにとても静かな空間で、お茶菓子と抹茶を頂きました。
天気がよかったのもラッキーでした。窓が開けられていて開放感たっぷり、心地よい風が通り抜けます。
金沢といえば金箔✩ 贅沢な金箔ソフトクリームもいただきました。
唇が渇いているとね、金箔が唇にくっつくので注意ですヨ。
芸妓さんには会えないけれど…ひがし茶屋「懐華楼」の粋
兼六園を出た後は、お茶屋街見学。
ひがし茶屋街は風情のある建物が並んでいます。
人が少ないところを撮影できましたが、実際は観光客でいっぱいでした。
ほとんどがクイーン・エリザベスの乗客よ、とガイドさんが言ってたけれどほんとにー?
見学した『懐華楼(かいかろう)』さんは、夜は「一見さんお断り」を通して一客一亭のお座敷を上げているそうですが、昼は建物のすべてを一般公開しているんだそう。
築200 年の懐華樓は金沢で一番大きな茶屋建築で、市の指定保存建造物です。
懐華樓では貴重な茶屋建築の設えを公開しており、ミシュランの旅行ガイドでも高く評価されています。鮮やかな朱塗りの階段をはじめ、豪華絢爛な客間、茶室など―。洗練された室内装飾と調度品に、金沢らしい茶屋文化の美意識を感じることができます。ひがし茶屋街 懐華樓 オフィシャルサイトより
ここで夜な夜な、華やかで粋な世界が繰り広げられてきたのですね。
そして見逃してはならない金の茶室。
金色の畳は、い草ではなく金色の水引を使っているんだそう。
金運アップに最高ですよと言われて、ちょっと加工して煌めきアップ↑(が、加工したら意味がない、と金運最強の姉が言っていたがそうなのだろうか……)
期待いっぱい、お寿司のランチ
ツアーの締めくくりは、ランチでいただくお寿司です。
古民家を再生させたというお店の佇まいがステキな「「割烹 宝生寿し」。
ツアーのうたい文句では、”地元に愛され、芸能人もお忍びで通う隠れた名店”だそうな。
オプショナルツアーのランチは残念なものが多いような気がしますが、さすがにこちらはおいしかったです。
今度は自由に気ままに、好きなものを好きなだけ食べたいな。
金沢観光のオプショナルツアー、ショアエクスカーション
オプショナルツアーは人気の観光スポットを無駄なく回れるのがいいですね。
金沢ではこんなオプショナルツアーがありました。
・兼六園と近江町市場
・兼六園、武家屋敷と花街
・兼六園、ひがし茶屋街「懐華楼」
兼六園は鉄板ですね。
他には、世界遺産の白川郷や東尋坊へ行くツアーなどもありましたよ。
見どころがいっぱいの金沢、シャトルバスを利用して気ままに金沢散策もいいかも。
次は、お寿司をたっぷり堪能したい(どこまでも食い気)。
金沢と夕陽
日本海というと荒波のイメージがあったけれど、とても穏やか。夕陽もきれい。
黄昏時、ちょっとせつなくなるね。