湯布院温泉「山荘 無量塔(むらた)」がとても素敵だったというお話(お部屋編)です。
9月におんせん県大分へと行ってきました。
おんせん県というだけあって心惹かれる温泉街がたくさんあり、これまで別府温泉、湯平温泉へ訪れることができました。そして今回は湯布院温泉に滞在です。
宿泊したのは、「山荘 無量塔」。
山荘 無量塔は、亀の井別荘、玉の湯と並んで湯布院温泉旅館の御三家と言われているんだそうですよ。
ちなみに「無量塔」と書いて「ムラタ」と読むんですが、私はまったく読めませんでした!
この無量塔さんがほんとうに、今思い返してもしみじみといいお宿でした。
古民家の趣ある佇まいがなんともステキです。
宿泊したのは台風が近づいているという9月のとある日。木々の緑がまだ青々としていました。
到着した日は雨が降っており、タクシーで玄関につけると、スタッフ数人が大きな傘を持ってにこやかに出迎えてくださいました。なんだか既知の友人の家に来たような感じで、ほっこり。
フロントでチェックインを済ませた後は、お部屋へ。
無量塔の部屋はそれぞれ離れになっていて、
こんな↓感じの外廊下を通って部屋へと向かいます。
屋根がついているので多少の雨なら傘がなくても大丈夫。
本館から各部屋まで、場所によっては坂や階段があるようです。
今回、高齢の母が一緒だったので、部屋を選ぶ際はそのあたりも考慮しました。
私たちが泊まったのは、「袍(ほう)」というお部屋。写真を撮り忘れてしまいましたが、玄関にはなんと人数分のレインシューズが用意してありました。
そして、2歳児が一緒だったこともあり、子ども用のかわいい傘まで!
玄関から部屋へ入ると、15畳のリビング。
レトロモダンっていうんでしょうか。ステキー
年代を感じる柱や梁がこれまたなんとも言えない雰囲気を醸し出しているのです。
奥には和室があり、2階にはツインのベッドルームが。
シンプルだけどさり気なくおしゃれ。とても居心地がよくて、まるで家にいるように、いやそれ以上にくつろげる空間でした。
リビングと和室からウッドデッキに出られるようになってました。お天気が良ければ、ここでまったりコーヒーでも飲みたかった。
そして、湯布院といえば温泉!
こちらは大浴場はありませんが、部屋に広い温泉がついています。気が向いたときにいつでも入れるのが嬉しい。
アメニティは、子ども用のこんな可愛いセットまで!
スリッパやウエットティッシュのほかに、水鉄砲のオモチャまで入ってましたよ。
浴衣に半纏、草履も用意してくださってました。
このイッチョマエ感……
こちら無量塔さんでは、2歳児の宿泊料金は無料なんです。なのに、あれこれ至れりつくせりのサービスをしていただいて感謝感激。
おばバカの私としては、子ども(姪の子)が大切にされて、笑顔いっぱいでいるのを見ると本当に幸せな気持ちになれるのでした。