母、84歳。
若い頃は、色白できめ細かいの美肌の持ち主。
が、そんな恵まれた肌も、働く中で紫外線を無防備に浴びまくり、忙しさの中お手入れをほとんどせずに歳を重ねた結果、気づけば顔中にシミがたくさん。
歳をとればそりゃシミのひとつやふたつ……と他人は簡単に言うけれど、本人にとっては悩ましい。
母「シミが気になる。これ取れる?」
私「レーザーで取れるんじゃない?」
という会話を最初にしたのは、母がまだ70代の頃。
同じ会話を繰り返すこと早数年。……。
最近ではさらにシミが増え巨大化してきたらしく、80歳を過ぎてもやっぱりシミの存在が悩ましい。
「こんな年寄りがシミ取りなんて……。」
としり込みしていた母でしたが
東京の我が家に1ヶ月ほど滞在することになったのをいい機会に一念発起。
とうとう美容皮膚科クリニックでシミをとることにしたのです。
クリニックは、私が探して予約しまして。
家から近い銀座で治療内容や費用、そして口コミなどを参考に選んでいざ出陣。
「80にもなっておかしいですよね……。」
とカウンセリングでも母は気弱なことを言ってましたけどね。
ドクターやナースの方に
「そんなことないですよ、ステキですよ。最近は(高齢者のシミ治療も)多いんですよ。」
と優しく言ってもらえて、安堵。
レーザー治療を気軽に勧めていた私も、実際のところ80代の高齢者でも大丈夫なのかな?と少し心配なところがあったのでこれまた安堵。
シミ治療にも色々な種類があるようですが、
母の濃くて大きなシミはレーザーで治療することになりました。
とは言え、母、シミの量がハンパない。
自分でも「シミの中に顔がある……」というぐらい。
レーザー治療後の肌はやけど状態になるので、シミ取りした部分にテープを貼る必要があります。
シミを全部取ったら顔中テープになっちゃうよ。
この状態ではさすがにドクターも匙を投げるのでは……と少し心配になりましたが、さすがにプロ。
目立つ、気になるシミを数か所だけ取ることにしました。
キレイな絵面ではないので控えめに治療後の肌をお見せすると。
片頬だけ4ヶ所。
レーザー直後、半透明の保護テープを貼ってますが、元のシミの色よりもさらに濃くなってます。
一番取りたかったのが眉毛のところにあるシミだったそう。大きくて濃いからとにかく目立つ。
そして、3週間ほど経った肌の状態がこちら↓
ワーオ!!!
眉毛のとこのシミが!消えとる!
(しかも眉毛も無事。レーザーは黒色に反応すると聞いたので眉毛が心配だった)
頬にあった3つのシミもすっかりキレイになってます。
84歳の回復力……あなどれぬ。
シミはまだたくさんあるんですが、鏡を見るたびに憂鬱になっていた「コレが取れれば……」のシミがきれいに消えてくれたので、母はこの状態で満足の様子。
この状態を維持できるよう、これまで無頓着だったスキンケアにも力を入れて紫外線対策もしっかり行っております。